指を使うと痛む、曲げにくい、引っ掛かるそんな症状で来院される患者さんが当院でも多いです。

ではバネ指では何がおこっているのか考えていきましょう。

指を曲げ伸ばしする筋肉があるのですが、その筋肉を抑えているものとの間に摩擦がおこり痛みや引っ掛かりがでやすくなると言われています。

なぜ摩擦はおきるのでしょうか??

姿勢が崩れると、関節や筋肉が正しい位置で使えなくなり負担が増え余計な摩擦をうみやすくなります。

手は運動神経を管轄する脳の約3割を占めていることから、第2の脳と呼ばれています。

それくらい大切な場所になりますので、それを放置すれば指の問題だけでなく、長い期間かけて脳を弱らせてしまう可能性もあると言われています。脳が弱ればさらに様々な不調がおこりやすくなります。

姿勢を正しい位置にもどし、関節や筋肉が正常に働けるようにし、摩擦を減らし、手から脳へ送られる報告と脳から手に送る指示をなるべく正確でたくさんの情報交換ができるようにすることで、指の痛みや曲げ伸ばしをやりやすくできるようにしていき、体が正常に機能することで自然に治す力を高めていけるように施術を行っていきます。